2005-01-01から1年間の記事一覧

野菜饅頭/野菜お焼き

最近は、スーパーの流通が多く最初から切り離されてしまっていることが多いけれど、根菜に瑞々しい青葉が付いた状態で売られていることがある。大根、人参、蕪等根菜の葉っぱの部分である。何も言わないと親切に切り落として捨ててくれる?大きなお世話であ…

コールラビ(Kohlrabi)

地中海北岸の原産で、中国迄伝わりながら、日本ではとうとう定着しなかった野菜である。ドイツ語の名前から想像出来る様にドイツ語圏ではよく使われる冬野菜だ。Kohlはキャベツ、Rabiはカブで、キャベツ蕪という命名。姿は蕪に似ているが、実はキャベツの仲…

湯麺(タンメン)

冬は、白菜やキャベツが安いし美味しい。でも、少人数の家族では食べきれない。それでも、市場で買った丸ごとの奴は味が深いし断然安い。そんな時に僕が作るスピード料理の1つがこの湯麺だ。冬場に豊富な葉野菜をたっぷり楽しむことが出来る。僕は家庭で作…

金柑(きんかん)

今年の冬は、喉の風邪が大流行りで、カリンとこの金柑がずいぶんと重宝している。甘露煮にした方は取っておいて、籠にいれて置いておくとちょっとしたオブジェにもなるので、正月はもっぱら枝付きのまま飾っておいて口に放り込んでいた。ビタミンCが豊富な…

水仙(スイセン/narcissus)

水仙はイギリスの国花なのだそうである。厳しい冬が訪れ、木々が枯れてしまい、何もない水辺に凛としてたたずむ水仙をイギリスの人は愛し続けてきたらしい。品種改良され1万数千種もの種類があるそうだ。暖かい時期には地上部を枯らして休眠してしまい、一…

セロリアック(celeriac)

この時期、僕の街の野菜市場にはヨーロッパ原産の珍しい野菜が多く出回っている。元々寒く乾燥気味のところで育つ野菜が多いので、イタリア料理ブームの為もあるが、緑の少ない冬には最適なのだろう。単にレストラン用の珍しい野菜というだけなら、高いし手…

茴香(フェンネル/fennel)

またまた洋野菜だが、関心するほど立派なのが野菜市場に出ていたので、紹介。茴香(ういきょう)という漢方薬で聞く名前の方がピンとくるフェンネルだ。僕の庭にも植わっているので、ここまで育てるのはかなり時間がかかり大変なのが良く分かる。本当に農家…

黒キャベツ(kara lahana/cavolo nero)

洋物が続いて恐縮だが、これも最近イタリア食材ブームに連動してか最近野菜市場で出回っている珍しい野菜。名前の通りキャベツの仲間だが、ちりめんキャベツやブロッコリなど結球しないキャベツと同系列。固くて生で食べるには向かないが、煮るとほうれん草…

萵苣薹(ちしゃとう)

ステムレタスという葉が巻かないタイプのレタスの仲間だ。焼き肉屋さんで出てくるサンチュなども同じグループに属している。結球タイプの今のレタスが明治以降に広がる前から日本でも知られていた野菜で、ちしゃの「ち」は「乳」で、切り口に溢れる乳白色の…

puntarelle(プンタレッレ/プンタレッラ)

年末の野菜市場で珍しい野菜を見つけた。ローマ周辺だけで出回る季節野菜「puntarelle(プンタレッレ)」だ。やはり日本人には発音しにくいのか日本ではプンタレッラの通り名で流通している。日本でもイタリア料理ブームで国内生産しているところがあるとは聞…

野菜カレー(その2)

前の記事で紹介したカレー・ベースを使ってベジタリアン・スタイルの野菜カレーを作ってみよう。野菜の切れ端を用意する。野菜なら大抵のものが使える。例えば、大根、人参、じゃがいも、里芋、ブロッコリー、ごぼう、レンコン、セロリ、キャベツ、アスパラ…

野菜カレー(その1)

常の通りで年末に仕事が溜まってしまい、大分ご無沙汰してしまった。新年から再開。色んな野菜の切れ端が溜まって困ってしまうことはないだろうか?大根や人参のシッポ、ブロッコリの茎、キャベツの芯のところなどである。そんなときは野菜カレーを作ってみ…